■京都に行ってきました。A  2006/03/16-2006/03/19



【2006/03/16 Thu. 京都(一乗寺−三条)】


一乗寺−京都駅間はむちゃくちゃ混んでて遠かった。帰りのバス車内爆睡。

京都に着けば既に16時半近く、お宿に遅くなりますーと電話を入れてコインロッカーの荷物回収、バスに乗った。

いつもならビジネスホテルに泊まるところだが今回はちょっと違う。ちょっとわくわく。町屋に泊まるのだ。細長ーい造りの一軒家。

テレビで町屋なるものを見てからちょっと気になっていて、でもテレビだからこそ住人さんも中を見せてくれるんであって

一般人じゃ外から狭い間口を見てこれがアレかーと思うくらいにしか見れないだろうなーと思っていた。

ところが探すとちらほらある。泊まれる町屋やらカフェだの洋服屋さんだのお店になってる町屋やら。

これはぜひ泊まりたい。と思って探し出したのが今回のお宿だった。

お風呂はなくて銭湯に行くらしいが一軒家をまるまる提供してもらえて値段もお手ごろ、

仲居さんやら従業員さんやらが一切いなくてごはんは付かないが冷蔵庫と電子レンジ付き。まるきり自分の家感覚。

これはとてものんびりできそうだ。と思った。


ちょっと迷ったが無事たどり着き、オーナーさん(と呼ぶべきだろうか?)の奥さんが案内してくださったその場所は

果たしてすんごいフツーの家だった。並びにあるのもフツーの家。

ちょっと古くて細長くて玄関からずっと奥へ行ったつきあたりが坪庭(って言わないか? 壁に囲まれた庭)で、

坪庭の隅にトイレがある。

関係ないがあの坪庭ぐあいというか箱庭ぐあいな感じがちょっとパリで泊まったホテルぽかった。囲まれてるとこが。

ちっさい冷蔵庫があって古ーい電子レンジがあって湯沸かし器からはお湯が出てこたつにテレビに半纏付き。素晴らしい。

銭湯の券ももらえて銭湯にもってく用の洗面器まである。電気ポットもお茶っ葉もある。エクセレント。

初日特典の和菓子とお抹茶を用意してくださりつつ、奥さんは簡単な使用上の注意と世間話をしてくださった。

「で、今日は何処へ行かれました?」「えーーと、本屋さんに」「‥‥へえ、本屋‥‥」

奥さんはリアクションに困ってるふうだった。私が奥さんの立場でも困る。京都来てまず本屋かよ。

「で、何処に行かはるんですか?」「えーーーと、特に決めてないんですけど」「‥‥‥」

絡みづらくてすいません。わざとじゃないんですわざとじゃ。

伏見稲荷と天神さんは行ってみよ、まぁガイドブック持ってきたし後は適当ーくらいにしか決めてなくて

行くとこなくなったら延々ウィンドウショッピングでもしようってくらい目的がないだけで。

しかし奥さんはめげることなく、それなら行くとこ今決めましょーの勢いで旅行の予定を立ててくださった。

今の時期は梅がいいから天神さんと御所の梅見て、行ったことないなら大原行って、

あと今ちょうど東山花灯路やって夜間にライトアップとかしてるから花灯路ね。てわけでスケジュール決定。

こういう行き当たりばったりさと流され感は嫌いじゃない。てか好きだ。私の人生そればっかり。

少なくとも今のところ、私の人生をひとことであらわすとしたら「棚ボタ」だと思う。


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